エンパシーとシンパシー
(55) クリスマスの時期、イルミネーションを眺めながら歩いていると、心がワクワクしてくる。いつもは暗い場所が明るく照らされているからだろう。更には、...
(55) クリスマスの時期、イルミネーションを眺めながら歩いていると、心がワクワクしてくる。いつもは暗い場所が明るく照らされているからだろう。更には、...
わたしたちに逆らわない者は、わたしたちの味方なのである。(マルコによる福音書9章40節)
この時期は至る所にイルミネーションが飾られる。町並みは当然として、個人の住宅でも様々な工夫を凝らして飾られ、クリスマスの雰囲気を醸し出す。感染の恐れから依然として解放されない中で見るイルミネーションは、街にも人にも元気を与えてくれているのかもしれない。「光は暗闇の中で輝いている」(ヨハネ1:5)...
もし片方の手か足があなたをつまずかせるなら、それを切って捨ててしまいなさい。(マタイによる福音書18章8節)
「ほぼ皆既月食」、140年振りだというので肉眼でみるつもりだったが、バタバタしている内に気付けば7時過ぎ。急いで東の空を眺めたのだが、既に「ほぼ」の状態は過ぎ、終わりに向かっている最中だった。だから次こそ「この目で」と思うのだが、65年後だという。世界最長寿を目指せば見ることもできるかもしれない…が、無...
蛇のように賢く、鳩のように素直になりなさい。(マタイによる福音書10章16節)
みなさんは祈る時、誰に向かって祈りますか。神様に向かって願う、それが祈りのかたちなのでしょうか。願い事や恨み事、不満や悲しみ。全部自分のためだけでしょうか。世界の難民のために、自然災害に遭われ大変な思いをされている方々のためにというように、祈りは様々です。どこかで、台風の被害を受けた方々もいます...
教会の掲示板に「日曜日の礼拝は教会員のみで行います。誠に申し訳ございませんが、日曜日を含め会堂内へのお立ち寄りはご遠慮ください。」と張り出したのは、昨年4月のことであった。道行く人がどのように受け止めてくださったかは知る由もないが、まさに苦渋の決断、いや断腸の思いで張り出した。「いつでも、どなたで...
新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れるものだ。(マタイによる福音書9章17節)
保育園で小児祝福式が行われた。例年、「祝福の徴(しるし)」に小さなウェーハウスを、一人ひとりに「神様からの祝福です」と言いながら手渡しする。しかし、昨年も、そして今年も「口にするものは手渡ししない(できない)」ので、一人ひとりの頭の上に手を置いて祝福するのみ。まして昨年はその行為すらできなかった...