大丈夫は、大丈夫じゃない|そばに居てくれることの安心
絵本「だいじょうぶ、だいじょうぶ」(いとうひろし作・絵、講談社)に描かれるボクは、いつもおじいちゃんと一緒だ。黙ってそばにいてくれる。
日本福音ルーテル市川教会の中島康文牧師のエッセイです
絵本「だいじょうぶ、だいじょうぶ」(いとうひろし作・絵、講談社)に描かれるボクは、いつもおじいちゃんと一緒だ。黙ってそばにいてくれる。
二月半ば、「春一番」となった強風が深夜まで吹き荒れた。「窓が飛ばされなければいいけどなぁ」、心配しつつ眠りについた。
運転免許証が交付されない、処方箋による調剤登録と会計処理が出来ない等、今年のうるう日に聞いたニュースだ。いずれも新しいシステムを前回のうるう日以降に導入したために対応できなかったのが原因らしい。
娘さんが用意してくれた金沢のアパートへ避難するというご婦人が、インタビューに応えておられた、「住む所もないので仕方ない。でもこの歳になって知り合いがいない所には行きたくないのだけど・・・」と。その方の顔が母の顔と重なった。
「保育士の仕事は、羊飼いよりも大変だ!」と、引率している子どもたちの人数を移動するたびに確認する保育士をみているとそう思う、羊飼いは野原に出掛ける時と連れ帰る時に羊の数を数える程度だろうから。
「人の子が死者の中から復活するまでは、今見たことをだれにも話してはいけない。(マルコ9:9他)イエスがホレブ山にペトロ・ヤコブ・ヨハネの三人を連れて登り、栄光の姿をお見せになった後、山を下りる前に彼らに告げられた言葉である。
ルーテル教会では教会暦の顕現後最終主日(今年は2月4日)を「JELC(日本福音ルーテル教会)宣教の日」と定めている。
「あなたもあの時の坪池先生と同じ年だね」と、助手席から連れ合いが話しかけてきた。
2月に車検を迎えるのを機に、車を買い替えようと決意。エンジンは故障無く動いてくれているが、多少オイル漏れもある。
「友だちは今も避難所にいるというのに、私だけお祝いして良いのだろうかと思うんです。」成人式に出席するために晴れ着の着付けをしていた女性がテレビのインタビューに応えていた。