ルカ2:1-7
2:1 そのころ、皇帝アウグストゥスから全領土の住民に、登録をせよとの勅令が出た。 2:2 これは、キリニウスがシリア州の総督であったときに行われた最初の住民登録である。 2:3 人々は皆、登録するためにおのおの自分の町へ旅立った。 2:4 ヨセフもダビデの家に属し、その血筋であったので、ガリラヤの町ナザレから、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。 2:5 身ごもっていた、いいなずけのマリアと一緒に登録するためである。 2:6 ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、 2:7 初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。
祈り)
天の神様、私たち一人ひとりに新しい目覚めをありがとうございます。
私たち一人ひとりの命を包み込む、あなたからのやさしい光と共に歩む一瞬一瞬でありますように。
これから語られますみ言葉、この語る者を通して
ここにおられるお一人おひとりへと神様、あなたがお語り下さい。
この語る者のすべてをお委ねいたします。
このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。
アーメン。
ところが、彼らがベツレヘムにいるうちに、マリアは月が満ちて、初めての子を産み、布にくるんで飼い葉桶に寝かせた。宿屋には彼らの泊まる場所がなかったからである。(ルカ2:6−7)
「毎日、『Happy Birth Day』のオルゴールが流れてくるんだ。」と、知り合いが教えてくれました。誰かから送られた花に付いていたカードからのようでした。私たちは一日一日、新しく命を与えられています。なんて言ってもピンと来ないという人も少なくないと思います。でも、そのような私たち一人ひとりとイエス様は毎日共にいてくださるし、毎日「おめでとう」と言って下さっています。
この世に神の子イエス様がお生まれになったという事は事実です。イエス様は「こんな所に」というような場所でお生まれになりました。だからこそ、私たち一人ひとりの「こんな所に」というような闇や苦しみ、孤独の中でも共におられます。現在は「光」=「希望」とされ、希望の光のイエス様の誕生が、私たちの日常で光り輝く時間が延び始める冬至への思いと一緒になり、12月25日がイエス様の誕生日クリスマスとされております。
ちょっと前に「一緒だともっといいね」とテレビのコマーシャルで歌われていたように、嬉しいことに私達と共に誕生日をイエス様が生きて一緒に祝われます。たとえ、私たちの目には見えなくてもイエス様ご自身が一緒におられるのです。私たちはいつも生きているイエス様と一緒に誕生日を祝います。誕生日は本人と共に祝う喜びの日です。カレンダー上のただの記念日になるわけでもなく、親しかった人を忍ぶ日でもなく、二千年以上たった今でも生きて共に誕生日を祝う方がおられるから嬉しいのです。毎日が私たちの誕生日でもあり、イエス様が共に喜んで下さっておられるのです。いつも共におられるイエス様を、たとえ私やあなたが忘れていたとしても、私やあなたと共にイエス様はおられます。静かに、でも確かな光で一人ひとりの命を包んでいます。
イエス様からの命の光、それは神様がすべての一人ひとりを大切にされ、すべての一人ひとりを包まれている愛です。すべての一人ひとりに与えられるクリスマスの喜び、それはイエス様の光に包まれイエス様と共にある喜びです。イエス様の光はここにも今、輝いています。
「毎日、『HappyBirth Day』のオルゴールが流れてくるんだ。」
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