人生の試練と神への祈り

祈り)
天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。
たくさんある命の数は、数の多さでいうと数えきれません。きっと数えたとしてもすごい数になるでしょう。
私はその中の一人だと思うと何とちっぽけで、数えるに値しない、たいしたものでもない者になるかもしれませんが、
神様にとっては大勢の中の一人としてではなく、一人一人がかけがえのない存在であり、命であることを私たちに語ってくださいます。
自分自身も周りの一人一人も、かけがえのない存在として神様に愛されていることを思い起こすことができますように。

これから語られますみ言葉、この語る者を通してここにおられるお一人お一人へと神様あなたがお語り下さい。
この語る者の全てをお委ねいたします。
このお祈りを、主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。

アーメン。

【参照聖書箇所:詩編39編1〜10節】

わたしは黙し、口を開きません。あなたが計らってくださるでしょう。(10節)

あなたは誰に信頼していますか?それではあなたは誰に信頼されていますか?今ご一緒にお読み致しました聖書箇所の詩編39:10において、詩人はこう語っています。
「わたしは黙し、口を開きません。あなたは計らってくださるでしょう。」
神様、あなたが計らって下さったから私は黙って待ちます、と詩人は詩うのではなく、私は黙って待ちます。神様あなたが計らって下さるから。と詩うのです。

この詩人は自分だけを信じているわけでも、確かな結果を見たから信じてるわけではありません。では、何を信じているのでしょうか。私たちも同じです。本当に何を信じていいのか分からなくなる時があります。自分に都合のよい人ばかりを信じるのも、なんだか物足りない感じがする時もあります。

でも、私たちが迷ったり不安になる前に、私たちが神様に信頼され、黙され、待たれていることを思い出してください。私たちを信じて、黙って待って下さっておられる神様は永遠です。命です。この詩人も同じであったように、私たち一人一人も信頼されて愛されている今を安心して生かされていきましょう。