ちょこっと寄り添う
「年間10億円以上」、この数字は、コンビニのレジ横に置いてある募金箱の大手3社の総額である。募金は各店舗で月に数回レジに入金し、「募金」として本部に送られ、売上とは別に処理され、自然環境保護、福祉・こども支援、スポーツその他の支援に充てられ、災害時の義援金として用いられることもあるという。
「年間10億円以上」、この数字は、コンビニのレジ横に置いてある募金箱の大手3社の総額である。募金は各店舗で月に数回レジに入金し、「募金」として本部に送られ、売上とは別に処理され、自然環境保護、福祉・こども支援、スポーツその他の支援に充てられ、災害時の義援金として用いられることもあるという。
「思えば映画館にしろ美術館にしろ、日常から奪われる日が来るとは想像しなかった。文化は案外もろいもので、だからだいじにしなければと気付く。」(朝日新聞6月4日「天声人語」より)これは天声人語氏が、映画俳優吉永小百合さんが公開される映画の舞台挨拶で「スクリーンからは飛沫は飛びません」と語ったことを紹介し...
「そんな風に弱ってから大変でしたけど、2年位私も世話をしましたよ」と、500m程離れた公園でご婦人に声を掛けられたのは、昨年の今頃であった。ヨロヨロ歩く老犬(当時15才5か月)を連れて、散歩していたからである。私ですら引きずられてしまう程元気だったが、その頃には、後ろ足に力が入らず時折座り込むようになって...
長男が運転免許を取得した時、「運転する時は、何が起こるか分からない。横から子どもが飛び出してくるかもしれない、停まると思っていた車がこちらに気付かずに動き出すかもしれない、自転車が突然車の前を横切ろうとするかもしれない。だから、大丈夫だと思わずに、憶病になってほしい!」と願いを込めて告げた。次男...
ついに「路上飲み」を禁止するための柵が設置され始めたというニュース。それでも「路上飲み」する若者たちは、別の場所を見つけて同じことをするのは目に見えている。ニュースは更に別の場所で歩きながらお酒を飲んでいた女性二人にインタビュー、「路上飲みはダメになったけど、私たちは歩き飲みだから良いでしょう?...
ワクチン接種券が私に届いたのは4月末だった。いつ接種できるか分からないと思っていたので、予想外の速さに「オッ、もう来たか!」と喜んで封を切った。接種できる日付があるのかと思ったら、「予約をしてください」と記されている。すぐさま市川市のホームページを開くと、「現在、予約は受け付けておりません」。その...
「我慢のゴールデンウィーク」が終わり、人出はコロナ以前に比べればかなりの減少がみられたというが、昨年に比べると人出は増加し、感染者の急激な減少とはならなかった。感染者・重症者の棒グラフ、重症化した人々の辛い状況、遅々として進まぬワクチン接種等々、連日ニュースに取り上げられ、心を痛める日々が続く。
私は2000年4月市川教会に着任したが、就任式は同期で当時の東教区常議員であった故H牧師が執り行ってくれた。子ども4人いることも知っていたので、彼は沢山のショートケーキを手土産に来てくれた。心遣いはとても嬉しかったのだが、中身は全て違う種類のケーキ。
3月に緊急事態宣言が解除されたものの、感染者が再び増加傾向となり、現在はまん延防止措置指定都市となっている我が市川市。そして1都2府1県へ再び緊急事態の宣言。感染に歯止めがかかる気配が感じられない。なんともやるせない。「人流増→感染増→宣言→感染減→宣言解除→始めに戻る」いつまで繰り返したら良いのだろ...
ある晴れた日の昼前、川沿いの道を歩いていて、初老の男性とすれ違った。前を向き背筋がピンとして、しかしゆったりとにこやかな表情を浮かべながら歩いておられた。一瞬のことであったが、すれ違った私の気持ちも穏やかになっていくようであった。それは15,6年も前のことなのに、日時も季節も覚えていないのに、まして...