
あなたと共に生きるために
私が思い描くキリスト誕生の絵は幼い頃から、暗い小屋の中、笑顔の馬や牛を背景に座っているマリアさんと立っているヨセフさんと天使たちに囲まれて、飼い葉桶の藁をクッションにして布にくるまれて寝かされて微笑む、赤ちゃんのイエス様の絵です。
私が思い描くキリスト誕生の絵は幼い頃から、暗い小屋の中、笑顔の馬や牛を背景に座っているマリアさんと立っているヨセフさんと天使たちに囲まれて、飼い葉桶の藁をクッションにして布にくるまれて寝かされて微笑む、赤ちゃんのイエス様の絵です。
いきなり天使が私のところにやって来たらどうするだろう。恐れと驚きに心臓が波打ち、腰を抜かしたまま動けなくなってしまうのではないか。クリスマスの降誕劇はマリアのもとに天使ガブリエルが遣わされたことから始まる。
幼い頃、この聖句を読んでギョっとしてしまったのは私だけでしょうか。聖書を読みながら私は、「イエス様はいったい何肉になって、私たちの身近にあるの?」なんて考えてしまう自分がいけないと罪悪感を感じたりしていました。
「今年も枯れてしまったか」と一昨年夏、庭のモミの木を見ながら私は溜息をついた。「クリスマスツリーは生木で」と決めていた訳ではないけれど、それが一番似合うとずっと思ってきた、市川に赴任してからは。
いろいろなきっかけで、思いもかけないことを思い出して、自分でもびっくりしたことはありませんか。私はこの聖書の箇所から一人の女性との出会いを思い出しました。
「クリスマスって何のこと?」、保育園礼拝の時に3才児に聞いた。即座に「サンタさん!」と次々に声が上がる。
教会の庭の銀杏の落葉を眺めるようになると、特に強く二つの「時」に思いを馳せる。月日と共に移ろう「時」と、教会暦の終わりの「時」である。
「私はあなたを愛しています。」といきなり言われたら、なんだか照れくさくなって、急にその人が気になったり、「うっそー」と否定したくなったり、「本当?」と疑ってみたり「ありがとうその言葉待ってたわ」と、いろいろな反応があるかもしれません。
2020年3月頃、1枚の聖句入り葉書を皆さんにお配りした。「あなたがたを襲った試練で、人間として耐えられないようなものはなかったはずです。神は真実な方です。あなたがたを耐えられないような試練に遭わせることはなさらず、試練と共に、それに耐えられるよう、逃れる道をも備えていてくださいます。」
皆さん「喜び」を表現して下さい、と言われたらどうしますか?笑う人もいれば、踊る人もいるかもしれませんが、大声で叫ぶ人も泣く人もおられるかもしれません。