わたしがあなたを選んだ
祈り)天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。
土の香りや風の音、太陽の光の中に今、自分が生きていると感じる時、ちっぽけに見えていたり孤独を感じていた自分が等身大で大切な存在として今、神様あなたに生かされていることを感じることができます。
「私はあなたにとって大切な存在なの?」と不安になる時が何度もあって、神様に何度も何度も私が疑いを向けても、
神様は必ず私に「私はあなたを愛しているよ」と語りかけて下さいます。
神様あなたに疑いよりも信頼を向ける勇気を持てますように。
これから語られますみことば、この語る者を通して今、
聖霊のお導きによって聖書から聴くお一人お一人と皆さんの心にあるお一人お一人へと神様あなたがお語り下さい。
この語る者の全てを神様あなたにお委ねいたします。
このお祈りを主イエスキリストのお名前を通してみ前にお捧げ致します。
アーメン。
【参照聖書箇所:使徒言行録9章1〜19a節】
行け、あの者は、異邦人たや王たち、またイスラエルの子らにわたしの名を伝えるために、わたしが選んだ器である。(15節)
神様は特別な人だけ選び、まるでその人を物であるかのように扱う方なのでしょうか。いいえ違います。世界中にいる全ての一人一人が神様に必要とされ、その一人一人は神様に造られた一人一人として大切に大切に用いられているのです。
私は青年の頃、教会へ通われておられる一人一人がイエス様と出会われた体験の話を聞くのが好きでした。ただ心の中では「この人は特別な体験をするように神様が選ばれた人なんだろうな」と漠然と思っていました。今、聖書からみことばに聴く時を与えられ思いを馳せる時、「特別な人」の意味が神様にとっては全ての一人一人へ向けられているのだと語られているように思いました。私たちが一般的な価値観で「特別な人」と考える時、どうしても誰かと比べるとか、大勢の人の中の誰か一人ではないかと思います。神様は違うのではないでしょうか。
神様にとっては全ての一人一人であるあなたが特別な存在なのです。その他大勢の中からあなたを選ぶのではなく、もうすでに神様に造られたあなただから神様に選ばれているのです。だからこそ神様はご自分で造られた大切な器であるあなたを用いられます。器の中に何を入れれば良いの?それは一人一人違います。神様から一人一人に与えられる賜物によってあなたはあなたらしく神様の前で輝くのです。神様は全ての一人一人へ呼びかけます。
「生きなさいあなたのままで、あなたは私が選んだ器です。私にあなたが必要です。」