三位一体の神様があなたを必要とされます
祈り)
天の神様、私たち一人ひとりに新しい目覚めをありがとうございます。
「今日どこで目覚めたか」ある程度知っている人ならそのようなことは気になりますが、
まったく会ったこともない知らない人のことなら、あまり気になることはありません。
しかし、家族は違います。お母さんやお父さんや兄弟が起きて来なかったり、
早く眠ってしまったり、顔色が悪いと気になります。
私たち一人ひとりは神様にとってすべての人が家族です。
神様に大切にされて信頼されている存在であることを思い起こし、
今日も安心の中を精一杯生きましょう。
これから語られますみ言、この語る者を通して
ここにおられるお一人お一人へと神様あなたがお語り下さい。
この語る者のすべてを神様あなたへお委ね致します。
このお祈りを主イエスキリストのお名前を通してお祈り致します。
アーメン
「神様からのお導きで」とか「イエス様のお導きで」という言葉は、なんの抵抗もなく私たちは聞きますが、「霊のお導きで」と言うのは、なんとなく怪しいように聞こえることがないでしょうか?それは私たちが持っている「霊」という言葉のイメージから来るのかもしれません。目には見えない得体の知れない力であるとか、死んだ人の霊とか。
今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所「使徒8:26-40」のフィリポの働きも、まさしくこの「霊のお導き」の出来事です。聖書に書いてあるから私たちはどこかで「これも神様のお働きのかたちなんだな」と思えますが、なんとも不思議なことがあるもんだと思えばそれで終わってしまうかもしれません。
この物語は官官(かんがん)が神様へ導かれて喜びに満ちあふれます。
キリスト教では「神様からのお導きで」と言うのも「イエス様のお導きで」と言うのも、「霊のお導きで」と言うのも皆、同じ神様の働きのことを言います。それらの三つの働きによって私たちは神様に愛され大切にされていることを知らされるのです。神様の三つの働きのことを「三位一体」と言い、神様からの良い知らせを私たちは「福音」と言います。
しかし、その一つひとつは一人ひとりの実際の生きた証しだけが私たちに示されます。今をあなたが存在している。そのことが神様には必要なのです。