真間川のほとりで

日本福音ルーテル市川教会の中島康文牧師のエッセイです

誰が社会を支えているか

一日で100cmの積雪を、帯広教会に居た時に経験したことがある。40~50cmの積雪を見て、すぐに雪かきを始めたが、雪は降り続き、数メートル程雪かきして振り向くと、再び膝辺りまでの積雪。その繰り返しだった豪雪の日であった。あれこそまさに「大雪」だった。でもそこは雪国、道路は一部で少し渋滞があったもの...

子供は大人が思うほど・・・

2021年最後の主日を迎えた。アドベントから始まる教会暦ではまだまだ始まったばかりであるが、西暦では「年末」。ルーテル教会は1月から12月を「1年度」としているので、「年末プラス年度末」となり、「クリスマスの忙しさが終わったばかりなのに…」とボヤキながら毎年まとめの作業に取り掛かる。そして今年もそ...

クリスマスの天使は忙しい

「おめでとう、恵まれた方(マリア)!」、天使が告げるこの言葉から、子どもたちが演じてくれる降誕劇は始まる。この天使の名前はガブリエル。これより少し前、ガブリエル天使は、祭司ザカリアが聖所で香を焚(た)く務め(生涯に一度だけ)の時にも現れ、「妻エリザベトに子どもが生まれること、その子の名前をヨハネ...

羽を休める

教会の掲示板に「日曜日の礼拝は教会員のみで行います。誠に申し訳ございませんが、日曜日を含め会堂内へのお立ち寄りはご遠慮ください。」と張り出したのは、昨年4月のことであった。道行く人がどのように受け止めてくださったかは知る由もないが、まさに苦渋の決断、いや断腸の思いで張り出した。「いつでも、どなたで...

理不尽な諦め

保育園で小児祝福式が行われた。例年、「祝福の徴(しるし)」に小さなウェーハウスを、一人ひとりに「神様からの祝福です」と言いながら手渡しする。しかし、昨年も、そして今年も「口にするものは手渡ししない(できない)」ので、一人ひとりの頭の上に手を置いて祝福するのみ。まして昨年はその行為すらできなかった...