
「助けて」といえる社会
「私たちは助けられないと生きていけないのです」と笑顔で、車椅子の男性は高校生の私たちに語り掛けてくださった。夏の高校生キャンプの時の記憶である。
「私たちは助けられないと生きていけないのです」と笑顔で、車椅子の男性は高校生の私たちに語り掛けてくださった。夏の高校生キャンプの時の記憶である。
ちょうど50年前の冬、久留米市の宣教師館のホームクリスマスパーティーに数名の青年達と一緒に招かれた。私にとっては宣教師館に行くことも外国の人と一緒にクリスマスパーティーをすることも初めてだったので、きっとワクワクして出掛けたはずである。
ウクライナから三才の娘さんを連れて避難してきた女性、警察官の夫をウクライナに残していることもあり、「申し訳ない、早く(戦争が終わって)帰りたい」と悲痛な表情で語っておられた。
(66) たくさんの人が観光に、帰省にと出掛けた様子が繰り返し報道された今年の連休。3年振りに行動制限が解除されて迎えたのだから、「どこでも良いから出...
「ワンちゃんに健康を守ってもらってるんだね」と、犬の散歩中にご年配の方から何度声を掛けられたことか。確かに朝晩合計1時間半ほどの散歩は、健康保持には随分貢献してくれていたのだと思う。ところがコロナ禍が始まる頃、犬も弱ってしまい長い散歩をしなくなった。繰り返し要請される行動制限を理由に、私自身も無...
今週末、第五土曜コンサートが行われる。コロナ禍中は休会していたので、ほぼ2年ぶりの開催。有観客で行った2020年2月のコンサートは、「不要不急の外出自粛」の方針が取られ、演劇、音楽、スポーツ等のコンサートや催しが中止となる中での開催であった。奏者のお一人がくださったメールに「私の仕事は、政府の言...
今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所において、復活の主イエスに出会った弟子たちの話を聞いて、不思議に感じていたほかの弟子たちの真ん中に復活の主イエスが立ち「あなたがたに平和があるように」と語られ、復活された体を証明するために共に食事をされる場面が語られています。
安息日が終わり、夜の帳(とばり)が下りる中、女性たちはもどかしい思いで夜が明けるのを待っていた。十字架に付けられ埋葬された主イエスの墓に、三日目にしてやっと出向くことができるからである。
「あら、イエス様って怖いくらいすごいのね。ペトロさんの行動を言い当ててしまうなんて!」と戸惑う方も少なくないと思います。その中には「さすが神様」と思われる方も「いくら神様でもやりすぎでしょう」と思われる方もおられ、一人ひとりの感じ方は違っているのではないかと思います。 あらっイエス様って怖い...
黄色いチューリップが二輪、教会正門脇に咲いた。春を代表する花の開花を目にしたとたん「春だなぁ」と呟く私がいた。チューリップ=春という感性が、根付いているからだろう。