魔物が棲んでいる!?
何年かに一人、私の姿を見て「神様」と呼ぶ保育園児が現れる。どの子も3才前後だと記憶しているが、3才から毎週行なわれる幼児礼拝に出席するようになると、数か月後には「神様」と呼ばなくなる。専門的なことは分からないが、知識や経験が増えることで、逆に「見えない存在」に気付き始めるからではないかと思っている...
何年かに一人、私の姿を見て「神様」と呼ぶ保育園児が現れる。どの子も3才前後だと記憶しているが、3才から毎週行なわれる幼児礼拝に出席するようになると、数か月後には「神様」と呼ばなくなる。専門的なことは分からないが、知識や経験が増えることで、逆に「見えない存在」に気付き始めるからではないかと思っている...
先月、母子ホームの学童クラブのクリスマス会に招かれ出席した時の事。礼拝が終わり、次はお楽しみ会。子どもたちが笑顔で楽しそうにおしゃべりする中、ケーキと飲み物が配られる。ところが飲食が始まるやいなや、先ほどまでの賑やかな会場が、瞬時に静かになった、別世界に来たかと思える程に。皆が前を向き、黙々とケ...
ちょうど2年になる、新型コロナウィルスが広がり始めて。対岸の火事と感じていたが、徐々に日本でも感染者が見つかるようになって、当初は「インフルエンザのようなものではないか」と勝手に判断していた。
一日で100cmの積雪を、帯広教会に居た時に経験したことがある。40~50cmの積雪を見て、すぐに雪かきを始めたが、雪は降り続き、数メートル程雪かきして振り向くと、再び膝辺りまでの積雪。その繰り返しだった豪雪の日であった。あれこそまさに「大雪」だった。でもそこは雪国、道路は一部で少し渋滞があったもの...
(58) クリスマスの余韻に浸る間もなく、新年を迎えた。日本式の様々な新年の行事の中で、クリスマスに与えられた恵みや思いは心の片隅に追いやられてしまう...
2021年最後の主日を迎えた。アドベントから始まる教会暦ではまだまだ始まったばかりであるが、西暦では「年末」。ルーテル教会は1月から12月を「1年度」としているので、「年末プラス年度末」となり、「クリスマスの忙しさが終わったばかりなのに…」とボヤキながら毎年まとめの作業に取り掛かる。そして今年もそ...
「おめでとう、恵まれた方(マリア)!」、天使が告げるこの言葉から、子どもたちが演じてくれる降誕劇は始まる。この天使の名前はガブリエル。これより少し前、ガブリエル天使は、祭司ザカリアが聖所で香を焚(た)く務め(生涯に一度だけ)の時にも現れ、「妻エリザベトに子どもが生まれること、その子の名前をヨハネ...
(55) クリスマスの時期、イルミネーションを眺めながら歩いていると、心がワクワクしてくる。いつもは暗い場所が明るく照らされているからだろう。更には、...
この時期は至る所にイルミネーションが飾られる。町並みは当然として、個人の住宅でも様々な工夫を凝らして飾られ、クリスマスの雰囲気を醸し出す。感染の恐れから依然として解放されない中で見るイルミネーションは、街にも人にも元気を与えてくれているのかもしれない。「光は暗闇の中で輝いている」(ヨハネ1:5)...
「ほぼ皆既月食」、140年振りだというので肉眼でみるつもりだったが、バタバタしている内に気付けば7時過ぎ。急いで東の空を眺めたのだが、既に「ほぼ」の状態は過ぎ、終わりに向かっている最中だった。だから次こそ「この目で」と思うのだが、65年後だという。世界最長寿を目指せば見ることもできるかもしれない…が、無...