今日を過こせば明日も生きられる
この詩編の作者はさまざまな苦しみをもっていた。苦悩の最中、夜はもっとも苦痛であったにちがいない。眠られぬ夜を過ごし、朝が来ると彼は待ちきれぬように祈る。彼の祈りは、「わたしの声を聞いてください」とあるように、ときには嘆きであり、愚痴であり、不満であり、怒りであった。彼にとって、信仰の世界はきれい...
人生の諸問題に役立つ聖書の言葉を解説
キリスト新聞社発行、「新版 実用聖書名言録」からお届けしています
この詩編の作者はさまざまな苦しみをもっていた。苦悩の最中、夜はもっとも苦痛であったにちがいない。眠られぬ夜を過ごし、朝が来ると彼は待ちきれぬように祈る。彼の祈りは、「わたしの声を聞いてください」とあるように、ときには嘆きであり、愚痴であり、不満であり、怒りであった。彼にとって、信仰の世界はきれい...
ヨブ記の主人公ヨブは、心清く信仰心の篤い立派な人物であった。ところが突然、 一切の財産を失うという災難に遭う。しかしヨブは「奪うのも、取るのも神さま だ」と告白する。そのヨブにさらに追い打ちをかけるように体中にできものができて無惨な姿を呈するようになる。ヨブの妻は彼に向かって「神を呪って、死んだ方...
なんとかならないものかと問題の解決を願うことは珍しいことでない。ヨハネは、教会にもさまざまな願いをもつ者がいることを知っていた。いったい人の願いを神は聞いてくださるのか、この問いは当然人々のなかに生じる思いである。
わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。(ヨハネの手紙一、4章10節)
わたしたちは神に造られたものであり、しかも、神が前もって準備してくださった善い業のために、キリスト・イエスにおいて造られたからです。 (エフェソの信徒への手紙2章10節)
良い知らせを伝える者の足は、なんと美しいことか。( ローマの信徒への手紙10章15節) 【解 釈】 イエスの使徒であったパウロによってローマの信徒に宛...
わたしが来たのは、正しい人を招くためではなく、罪人を招くため である。(マタイによる福音書9章13節) 【解 釈】 イエス在世当時のユダヤ社会は差別...
子よ、元気を出しなさい。あなたの罪は赦される。(マタイによる福音書9章2節) 【解 釈】 キリスト教では、人を罪人扱いするのでいやだ、という人がいる。...
空の鳥をよく見なさい。……野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。 (マタイによる福音書6章26、28節)
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。あなたがたの天の父の子となるためである。父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨...