ご褒美
「先生、私のこと分かりますか?」杖を突きながら笑顔でご婦人が声を掛けてくださった。「こんにちは!」と声を掛け直方教会に入ると直ぐに会堂内から数名の方が出て来られ、そして冒頭のお声がけを頂いた次第。
「先生、私のこと分かりますか?」杖を突きながら笑顔でご婦人が声を掛けてくださった。「こんにちは!」と声を掛け直方教会に入ると直ぐに会堂内から数名の方が出て来られ、そして冒頭のお声がけを頂いた次第。
「こんなはずはなかったのに」と自分が予想もしていなかった結果にびっくりしたことや後悔したことはありませんか。
「この職員は、この子は、こんな顔立ちだったのか!」、そんなことを思いながらキャンプの日々を過ごした二週間前。そう、2020年4月以降、新たに施設の職員や学童クラブの利用者となった子どもたちとは、(予防には特に気を付けてきた施設だから仕方ないのだが)マスク着用でしか会話したことがなかった。
「おまえは嘘つきだ。さっき違うことを誓ったじゃないか」こんなふうに言われたり、人からなじられたことはありませんか。私はあります。
「先生、今年も平和の鐘は鳴らさないのですか?」とある方に尋ねられた。市川ユネスコ協会が毎年8月15日に平和を祈って鐘を突く活動を続けてこられ、私たちの教会も2016年から共催し参加していたが、コロナ禍となり、2年間中止された。その間、私自身自問していたことがあった、「ユネスコの行事に共催して鐘を...
今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所は「最後の晩餐(ばんさん)」と題されていて有名な画家の絵の題材にされたりした箇所でもあります。聖書に書かれている通り、イエス様がいよいよ十字架に掛けられようと捕らえられる前に行った弟子たちとの最後の夕食の場面です。これは今も教会で行われている聖餐式の初まりで...
私の「夏スイッチ」が「オン」になった。思わず意味不明な文章で始めてしまったが、少し説明を。私がチャプレンを担っている施設の学童クラブサマーキャンプが、三年ぶりに再開された。
私たちが今生きている世界って、とてもとても大きく感じることもあれば、とても小さく感じることもあります。自分自身の存在もとても大きく見えたり小さく感じたりします。
「群衆が飼い主のいない羊のように弱り果て、打ちひしがれているのを見て、深く憐れまれた。」(マタイ9:36)「イエスは舟から上がり、大勢の群衆を見て深く憐れみ、その中の病人をいやされた。」(マタイ14:14)福音書に記されているイエスの宣教の様子である。
皆さんのイエス様のイメージっていったいどんなでしょう。お一人おひとりがお持ちになられているイメージの細かい所は違っていても、だいたい同じで穏やかで優しい方というイメージが大半ではないでしょうか。ところが今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所においては、ほとんどの方のイメージとは違って神殿の中で商売...