あなたにふさわしい「とき」だから
祈り)
天の神様、新しい目覚めをありがとうございます。
私たちは、暑さの中では涼しさを求め、寒さの中では温かさを求めます。
そして季節には関係なく、私たちの心も熱く燃えるような情熱が湧くようなときもあれば、
寒く寂しい、そんな心に隙間風が吹き抜けるような思いのときもあります。
体が感じる暑さや寒さは、服や布をまとったり脱いだりして調節はできますが、
心の調節は簡単に出来ない時がたくさんあります。
すべてを自分で解決をしなくてもいいと、神様あなたは私たちにささやいてくださいます。
どうしようもない悲しみ、やり場のない思いや憎しみ全てを
神様、あなたへ委ね祈る心の落ち着きをいつも与えてください。
これから語られます神様、あなたからのみ言、この語る者を通して
神様、あなたがここにおられるお一人お一人へとお語り下さいますようお願いします。
この語る者の全てを神様あなたへお委ね致します。
このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお捧げ致します。
アーメン。
「すると、町中の者がイエスに会おうとしてやって来た。そして、イエスを観ると、その地方から出て行ってもらいたいと言った。」マタイ8:34
おはようございます。
今朝ご一緒にお読み致しました聖書の箇所の中においては、
悪霊が主イエスが神の子であることをすぐに見抜き
「その時が来ていないのに私たちを苦しめないでくれ」と叫びます。
主イエスの周りにいる群衆は主イエスが行われる奇跡を見ても、
疑ったり怪しんだりするのに、
悪霊はすぐに主イエスの正体を見破るのです。
悪いことをしたとき、先生や親の目が急に怖く感じるようなときはありませんか?
また、町にいるお巡りさんなどの制服が妙に気になったり。
本当に悪いからこそ、本当の善いものがわかるという不思議な真実があります。
今ご一緒にお読みした聖書の箇所に出てきた悪霊の素直さも、
また真実の目を持つのかもしれません。
だからと言って悪いことをしなさいという意味では決してありません。
しかし、自分の中にも良いこと悪いことを分け切れない真実もあることを、
忘れないようにしたいと思います。
もう一つ「その時が来ていないのに私たちを苦しめないでくれ」と悪霊は叫びます。
似たような嘆きを聞いたり思ったりしたことはないでしょうか。
「まだ死にたくない」「神様どうして今なんですか」などです。
時を決められるのは神様です。
その人一人一人にふさわしい時を与えられます。
「どうして今」と思うようなときでさえ、神様に全てをお委ねできるよう
祈りつつ歩みたいと思います。