あなたの選ぶ道を

祈り)天の神様、私たち一人ひとりに新しい目覚めをありがとうございます。
目覚めに感謝したり,今日を与えられていることを感謝したり、今であう一つ一つのことに感謝したり。
私たちにはたくさんの「ありがとう」を言うことが許されています。
今、与えられているすべての恵みに不平や不満を言うのではなく、感謝の思いを持って「ありがとう」と一回でも言える私たちにして下さい。
神様あなたが私たち一人ひとりに与えてくださる一つ一つの恵みは愛に満ちあふれています。

これから語られますみことばこの語る者を通して、ここにおられるお一人おひとりへと神様あなたがお語り下さい。
この語る者のすべてを神様あなたへお委ね致します。

このお祈りを主イエスキリストのお名前を通してお祈り致します。
アーメン。

【参照聖書箇所:マルコによる福音書14章43節〜54節】
わたしは毎日、神殿の境内で一緒にいて教えていたのに、あなたたちはわたしを捕らえなかった。しかし、これは聖書の言葉が実現するためである。(49節)

「こんなはずはなかったのに」と自分が予想もしていなかった結果にびっくりしたことや後悔したことはありませんか。私たちは物事の結果に期待して行動することが多くあります。自分がこのように行動していこうと希望を持つことは、相手がこう行動するだろうと期待してしまうのとは違います。自分自身の希望に向かって自分が行動することと、自分の希望のために相手の行動まで期待するのは違うということです。

神様は私たち一人ひとりをご自分の希望通りに操ろうとして生かしておられるわけではありません。一人ひとりが自分の意思で神様と共に生きていくことを望まれておられます。

今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所においても、イエス様は神様と共に生きられることを選ばれました。これから起こるであろう痛みや苦しみ、悲しみから逃れることでも、ユダや弟子たちが期待する結果でもなく、神様と共に生きる道です。誰が強制したわけでもなくご自分で選ばれました。それが私たち人間一人ひとりが神様と共に生きる道を開くためです。イエス様と共に生きる道を私たちは選ぶことができます。人に期待するのではなく自分自身が神様と共に生きる命の道が用意されているのです。

お一人おひとりに与えられている命の道を、イエス様と共に一歩一歩、自分らしく歩みましょう。