すべてを天の神様に向けて
祈り)
天の神様、新しい目覚めをありがとうございます。
「ありがとう」で一日を始められることは、なんて素敵なことだろうと思います。
たとえ昨夜、いろいろな恨み言や悲しかったことを思い返し寝ていたとしても、
新しい朝はやってきます。
「ありがとう」で一日が始まるとき、すべての一つひとつが与えられていることに感謝することから一日が始まるのです。
与えられている命を精一杯生かされるようにして下さい。
これから語られますみ言、この語る者を通して
ここにおられるお一人おひとりへと神様あなたがお語り下さい。
この語る者の全てをお委ねいたします。
このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。
アーメン。
昔、私の兄姉(きょうだい)の一人があまりにもおとなしく、とくとくと怒る母の話を正座をしてちゃんと聞いているように見えたので、感心して「兄姉はすごいな」っと言ったことがあります。そうしたら、その兄姉の一人が「話を聞いているふりをしてほかの楽しいこと考えてたら、いくらでも平気だよ。」と言ったことを、今、与えられた聖書の箇所を読みながら思い出していました。とても厳しい神様からの言葉です。神様からの言葉を預かる役だった預言者エレミヤは、神殿へと足を運ぶユダの人々に叫びます。
私たちはどうでしょうか?神殿ではなくても、祈るときに「神様」と言いながら、自分がこうなってほしいことなど、望みや希望など自分の都合のいいように神様にしてほしいと願っているだけの時はないでしょうか。私たちは「神様の御心のままに」なんてなかなか祈れない時は多いような気がします。でも、その人間の弱ささえもご存知でありながらも、神様は私たち一人ひとりに語られます。「私があなたに必要なものを与えている。あなたは安心して私にすべてを委ねなさい」と。
そして今ご一緒にお読み致しました聖書のみ言は語ります。
「身も心もすべてを持って、天の神様に祈りなさい。」と。