私たちが祈る前から
今もこのようにして皆様と心を合わせ礼拝ができますことを、今日も嬉しく感じています。神様に、そして皆様に感謝したいと思います。
今もこのようにして皆様と心を合わせ礼拝ができますことを、今日も嬉しく感じています。神様に、そして皆様に感謝したいと思います。
わたしの魂よ、沈黙して、ただ神に向かえ。神にのみ、わたしは希望をおいている。(詩編62編6節)
「えっ、こんなところにも神様っているの?」と私たちが思うところにも神様はいらっしゃいます。ここにはこの神様、あそこにはあの神様というように、たくさんの神様がいろいろなところにいるのではなく、どんな所にでもすべてを創造された神様は聖霊となって共におられ、共に働かれておられるのです。
死の陰の谷を行くときも、わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖、それがわたしを力づける。(詩編23編4節)
「……どうか我らを立ち帰らせてください。」と詩人は詩いはじめます。「あなたにとって帰るところはどこですか?」と聞かれて、皆さんはどこを思い浮かべるでしょうか。昔の事を思い出してふるさとを思い浮かべたり、今いる家を思い浮かべたり様々かもしれません。誰かが「お帰り」と言葉をかけてくれるところ、それが自...
この詩編の作者はさまざまな苦しみをもっていた。苦悩の最中、夜はもっとも苦痛であったにちがいない。眠られぬ夜を過ごし、朝が来ると彼は待ちきれぬように祈る。彼の祈りは、「わたしの声を聞いてください」とあるように、ときには嘆きであり、愚痴であり、不満であり、怒りであった。彼にとって、信仰の世界はきれい...
「恐れをいだくとき、わたしはあなたを依り頼みます。神の御言葉を賛美します。神に依り頼めば恐れはありません。肉にすぎない者が、わたしに何をなしえましょう。」と詩人は詩います。神様からの御言葉とは「言語」や「文字」のことだけではなく、神様が私たち一人ひとりに与えて下さっている自然、土や光、空気、あら...
ヨブ記の主人公ヨブは、心清く信仰心の篤い立派な人物であった。ところが突然、 一切の財産を失うという災難に遭う。しかしヨブは「奪うのも、取るのも神さま だ」と告白する。そのヨブにさらに追い打ちをかけるように体中にできものができて無惨な姿を呈するようになる。ヨブの妻は彼に向かって「神を呪って、死んだ方...
「私はあなたを愛しています。」といきなり言われたら、なんだか照れくさくなって、急にその人が気になったり、「うっそー」と否定したくなったり、「本当?」って疑ってみたり、「ありがとう。その言葉待ってたわ」といろいろな反応があるかもしれません。 では「あなたは私にとって一番大切な存在です。」と言われた...
「皆さん『喜び』を表現して下さい。」と言われたらどうしますか? 笑う人もいれば踊る人もいるかもしれませんが、大声で叫ぶ人や泣く人もおられるかもしれません。今、ご一緒にお読みいたしました「詩編47編」の詩は「すべての民よ手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。」という詩から始まっています。