あの日の記憶|呼び戻せ、喜びの記憶を
「こんな素敵な音色だったのか!」、先日行われたフルートとピアノのコンサート中、ずっと思い続けていた。
日本福音ルーテル市川教会の中島康文牧師のエッセイです
「こんな素敵な音色だったのか!」、先日行われたフルートとピアノのコンサート中、ずっと思い続けていた。
今年の春先頃から、右手をついて床から立ち上がろうとすると手首に痛みを感じ、力が入らない症状が続いている。
以前、保育園の子どもたちに、「牧師先生、それ(襟カラー)ってどうなってるの?」と聞かれたことがあった。私は「これ、ここにくっついて離れないんだよ、無理に引っ張ると首が締まっちゃう」と笑いながら襟カラーを引っ張り、その瞬間に「グェ~~」と苦しそうな顔をして見せた、勿論冗談で。
父が亡くなり母一人になった実家に帰省し、私が先ず行うことは仏壇に線香をあげ「りん」を鳴らすことであった。
(165) 「さて、食後のデザートにしようか」と、ある日の夕食後に連れ合いが呟(つぶや)いて、そのまま台所から庭に出て行った。それから1分後に、食卓に...
突然、教会の庭に10㎝ほどの穴が現れた。見つけた瞬間、思わず「懐かしい!」と叫んだ私。20年以上前の一連の出来事が、走馬灯のように頭の中を駆け回った。
「天のお父さま、一日(ヒトヒ)の恵みを感謝いたします。きょうも子ども礼拝に集うことができ、ありがとうございます。」
集合写真、これまで何度も撮ってきたはずなのに、今年の集合写真は特別な記念写真のように感じつつ、私は最前列に座っていた。
あの日、私は姉と弟と三人だけで、引っ越し先の前にあった保育園のブランコで遊んでいた。両親と手伝いに来た大人たちは、引っ越しの荷物を搬入するので忙しかったからである。
久しぶりに奏楽者のいない朝礼拝となった。市川教会では午前9時から子ども向けに行われる礼拝を「朝礼拝」と位置付けている。