神様への祈り
祈り)
天の神様、私たちに新しい目覚めを与えて下さりありがとうございます。
私たちはいつも神様、あなたからたくさんのものを与えていただき、
今を生かされております。
もし、あなたから与えられているもの全てにお返しをしたいと思ったとしても、
私たちに返し切ることはできません。
そして神様、あなたご自身がそんなことは望みません。
それなら私たちに何ができるのでしょうか?
「ありがとう神様」
そうです。神様に感謝して生きる、そのことだけでいいのです。
感謝して、そのままの自分を生きる。
それが一人一人にできる最高の生き方です。
今日も感謝で始まり、感謝で終わる、そんな一日でありますように。
これから語られます神様、あなたからのみ言、
この語る者を通して、神様あなたがここにおられるお一人お一人へとお語り下さいますようお願いします。
この語る者の全てを神様あなたへお委ね致します。
このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお捧げ致します。
アーメン。
『イエスは、「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」と言われた。』マルコ9:29
このように、皆さんと共にみ言に聴くときを与えられましたことを感謝しています。
帰る場所があること、それはかけがえのない喜びです。
皆さんと私、そして世界中の一人一人の帰る場所は同じ所です。
命を造られた所も同じです。同じ所から出発して同じ所へ帰ります。
お一人お一人の歩みも、人生も、寿命も、違います。
でも、命が造られた所は皆、同じなのです。
さて、今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所においても、イエス様の癒しの業について語られています。
イエス様はこの世にお生まれになり、たくさんの奇跡や癒しの業をされました。
しかし、その一つ一つは決してイエス様お一人のお力ではありませんでした。
イエス様は、愛なる神様が私たち人間一人一人と共におられるということを、
ご自分の生き方そのものでお示しになりました。
それがどういうことなのかが、今日ご一緒にお読みした「マルコ9:29」に記されています。
「この種のものは、祈りによらなければ決して追い出すことはできないのだ」とイエス様は言われます。
悪霊を追い出すことだけのことをイエス様が言われたのではありません。
私たち人間の力ではどうしようもないことはたくさんあります。
天変地異であったり、急な病であったり、身近な大切な人の死であったり、
人間の人生の中には一人一人それぞれが出合う苦しみや悲しみ、痛みなどがあります。
それらを一人で乗り越えなければ、なんとかしなければ、と立ちすくむしかないかもしれません。
そのような時、イエス様は言われます「神様に信頼して祈りなさい。私が共にあなたと祈る。あなたは一人ではない。」と。