心の中心に

エレミヤ4:1-2

4:1 「立ち帰れ、イスラエルよ」と
主は言われる。
「わたしのもとに立ち帰れ。
呪うべきものをわたしの前から捨て去れ。
そうすれば、再び迷い出ることはない。」
4:2 もし、あなたが真実と公平と正義をもって
「主は生きておられる」と誓うなら
諸国の民は、あなたを通して祝福を受け
あなたを誇りとする。

  

 

祈り)
天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをそして新しい命をありがとうございます。
いつの間にか季節が変わって行きます。
草や木、花々を見ると季節が移り変わることを私たちに教えてくれます。
そして、私たちがその香りに気付いたとしても気付かないとしても、
神様から与えられる愛の香りは、いつも私たちを包んでいます。
今からもあなたの愛の香りの中を安心して、
そして感謝して歩めますように。

これから語られますみ言、この語る者を通して
ここにおられるお一人お一人へと神様あなたがお語り下さい。
この語る者の全てを神様あなたへお委ね致します。

このお祈りを主イエス・キリストのお名前を通してお祈り致します。

アーメン。

 

『もし、あなたが真実と公平と正義をもって「主は生きておられる」と誓うなら諸国の民は、あなたを通して祝福を受けあなたを誇りとする。

 

おはようございます。
「立ち帰れ、イスラエルよ」と主は言われます。
イスラエルとは国の名前でもありますが、「神に従う人々」と言う意味もあります。
ルーテル教会の礼拝の中で、皆様とご一緒に歌う
「ヌンクディミティス」の歌詞の「イスラエル」を
「主に従う民」と日本語に訳して歌っている教会もいくつかあるようです。

もともと神様に造られ,今も愛されて大切にされている私たちに向かって、
神様が新しい場所を用意したからそこにいらっしゃい、と言われているのではなく
「私の所へ帰って来なさい。」と言われます。
私たちはもうすでに知っていて、安心できる神様のもとへ帰ればいいのです。
一度帰ったらもう出られないというような恐ろしい場所でもありません。
安心できる帰る場所があるからこそ、私たちは何度でも出かけて何度でも帰れます。

それはどこにあるの?と思うかもしれません。
神様のもとである安心できる場所は、どこにでもあります。
神様はあなたがいるところにはどこにでも共におられます。
わざわざ山を登ったり飛行機や電車を乗り継いだりしなくても、
それに死ななくても、今、私と共にそして一人一人と共に神様はおられます。

ただ、一人一人が神様に心を向けるだけでいいのです。

 

神様のもとへと立ち帰ると言うことは、今のあなた、そのままの心を神様に向けることなのです。