詩篇

いつでも待っているよ

「……どうか我らを立ち帰らせてください。」と詩人は詩いはじめます。「あなたにとって帰るところはどこですか?」と聞かれて、皆さんはどこを思い浮かべるでしょうか。昔の事を思い出してふるさとを思い浮かべたり、今いる家を思い浮かべたり様々かもしれません。誰かが「お帰り」と言葉をかけてくれるところ、それが自...

今日を過こせば明日も生きられる

この詩編の作者はさまざまな苦しみをもっていた。苦悩の最中、夜はもっとも苦痛であったにちがいない。眠られぬ夜を過ごし、朝が来ると彼は待ちきれぬように祈る。彼の祈りは、「わたしの声を聞いてください」とあるように、ときには嘆きであり、愚痴であり、不満であり、怒りであった。彼にとって、信仰の世界はきれい...

心を落ち着ける勇気 

「恐れをいだくとき、わたしはあなたを依り頼みます。神の御言葉を賛美します。神に依り頼めば恐れはありません。肉にすぎない者が、わたしに何をなしえましょう。」と詩人は詩います。神様からの御言葉とは「言語」や「文字」のことだけではなく、神様が私たち一人ひとりに与えて下さっている自然、土や光、空気、あら...

あなたに関心があるから

「私はあなたを愛しています。」といきなり言われたら、なんだか照れくさくなって、急にその人が気になったり、「うっそー」と否定したくなったり、「本当?」って疑ってみたり、「ありがとう。その言葉待ってたわ」といろいろな反応があるかもしれません。 では「あなたは私にとって一番大切な存在です。」と言われた...

あなたはあなたのままで

「皆さん『喜び』を表現して下さい。」と言われたらどうしますか? 笑う人もいれば踊る人もいるかもしれませんが、大声で叫ぶ人や泣く人もおられるかもしれません。今、ご一緒にお読みいたしました「詩編47編」の詩は「すべての民よ手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。」という詩から始まっています。

あなたは一人じゃないからね

日中はまだまだ暑い日が続いています。皆様、体調を崩されませんように。 いろいろな人たちとの出会いを通し、神様のみ言に新しく出合うことはありませんか。たとえ神様という言葉を使わないとしても、今日出会った人を通して急に励まされたように感じたり、嬉しくなったりしたことがありませんか。後で考えても、どう...

神様はあなたを無視したり、見捨てないから

まだまだ暑い日が続いております。ふっと風が吹くこういう時こそ油断大敵です。皆さん無理をしすぎないように気をつけて下さい。  さて、暑い日には寒さが恋しくなり、寒い日には暑さが恋しくなったりするのは、暑さも寒さも知っているからと考えると、けっこう贅沢病なのかもしれません。ある日ドラマで俳優さんが...

私、ちゃんと天国行けるかな

いろいろなきっかけで、思いもよらないことを思い出して自分でもびっくりしたことはありませんか。私は今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所を読んで、ある一人の女性との出会いを思い出しました。私は2001年から年4回のペースで定期入院を繰り返してます。そこで出会った人たちを数えると何人になるでしょうか。もう1...

かけがえのないあなただから

先日、住宅を紹介するテレビ番組の中で、ガラス張りのお風呂を紹介する場面があり、なんだか嫌な気持ちになりました。いくら「誰も見ていないから大丈夫だよ」と言われても、私はあまり入りたいと思う物件ではありませんでした。中にはそういうところがあったほうが開放的で好きだわという方もおられるかもしれません。

あなたを信頼し、待っています

あなたは誰を信頼していますか? それでは、あなたは誰に信頼されていますか? 今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所の39:10において、詩人はこう語っています。 「わたしは黙し、口を開きません。あなたは計らってくださるでしょう。」 神様、あなたが計らって下さったから私は黙って待ちます、と詩人は詩うの...