オルガニスト、バッハ
17歳でリューネブルクのギムナジウムを卒業したバッハはすぐにザクセン-ワイマールの宮廷楽師となったが、やがて18歳になるとその地方のアルンシュタットのルーテル教会での試演の後、就任辞令を受けて、そのオルガニストに就任した。
17歳でリューネブルクのギムナジウムを卒業したバッハはすぐにザクセン-ワイマールの宮廷楽師となったが、やがて18歳になるとその地方のアルンシュタットのルーテル教会での試演の後、就任辞令を受けて、そのオルガニストに就任した。
リューネブルクとその周辺では、今も記憶に残るオルガン作曲家の演奏に触れる機会も多かった。少年バッハは機会があれば出掛けて行ってこれに接した。ギムナジウム以上の高等教育の機会がなかった少年にとってまさに耳学問の時期だった。事実若いバッハのオルガン作品にはこうした影響をはっきりと認めることができる...
この兄の許でのできごと。われらのバッハはあるとき兄が秘蔵していた楽譜の束を発見した。見ているうちに、これはどうしても筆写してやがて自分もしっかり学び、弾きこなせるようになり、こうした曲も自分で作曲できるようになりたいとの思いが募ったのだろう。なにせ兄秘蔵の楽譜である。そこで彼
モーセは紀元前13世紀頃の人で、出エジプト記2章以下にその生い立ちと数奇の運命が記されています。新約のキリストに対比するかのように旧約の信仰を導いた人...
主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷、父の家を離れて、わたしが示す地に行きなさい。・・・」 創世記12章1節 アブラハムは、信仰の父と言...
彼らは、『さあ、天まで届く塔のある町を建て、有名になろう・・・』 創世記11章4節 人間がバベルの塔といわれる高い塔を建設し...
蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」 創世記3章4〜5節
神はお造りになったすべてのものをご覧になった。見よ、それは極めてよかった。 創世記1章31節 聖書がここで用いた「造る」という言葉は...
200年の隔たりを経ながら、少年バッハはこの町で育って、もう一つルターとのつながりに、それもほぼ絶え間なく接していたと言ってよい。この町のはずれ小高い山の上に立つワルトブルク城を少年バッハはわざわざ見上げるというのでなく、毎日
ルターとバッハは同窓生! ゲオルク教会のすぐ傍にはゲオルルク学校がある。教会立のギムナジウムと呼ばれる学校で、大学入学資格を得られる伝統をもつ学校である。旧東ドイツの時代には共産党の政府はなんとかしてこのキリスト教ギムナジウムを潰そうとしたが、教会が手