あなたの調子が良くても悪くても

詩編23:1-6

23:1 【賛歌。ダビデの詩。】
主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
23:2 主はわたしを青草の原に休ませ
憩いの水のほとりに伴い
23:3 魂を生き返らせてくださる。

主は御名にふさわしく
わたしを正しい道に導かれる。
23:4 死の陰の谷を行くときも
わたしは災いを恐れない。
あなたがわたしと共にいてくださる。
あなたの鞭、あなたの杖
それがわたしを力づける。

23:5 わたしを苦しめる者を前にしても
あなたはわたしに食卓を整えてくださる。
わたしの頭に香油を注ぎ
わたしの杯を溢れさせてくださる。

23:6 命のある限り
恵みと慈しみはいつもわたしを追う。
主の家にわたしは帰り
生涯、そこにとどまるであろう。

祈り)
天の神様、新しい目覚めをありがとうございます。
私たち一人ひとりは、神様あなたからたくさんのものを与えられて今を生きています。
いろんなものを見たり、いろいろな人に出会ったり
季節や光、風を感じたり、
すべてのものはあなたによって与えられています。
私たちはその一つひとつに不平や不満も言えますが、感謝することもできます。
あなたに命が与えられなければ出会えない人、
今の私でしか感じることができない今を、
神様あなたに感謝できる私たちでありますように。

これから語られますみ言葉、この語る者を通して
ここにおられるお一人おひとりへと神様あなたがお語り下さい。
この語る者のすべてをお委ねいたします。

このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。

アーメン。

命ある限り恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り生涯、そこにとどまるであろう。(詩編23:5)

今まですべてのことを私は一人で乗り越えて来たんだ、と思われている方は少なくないかもしれません。そうではなく、なぜ今自分は無事でいられるのだろうかと不思議に思っておられる方もおられるでしょう。今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所は「共におられる神様」を力強く私たちに詩(うた)っています。

私は最近、体の調子が悪いと、もうあまり仕事は続けられないのかなと思ったりもします。かと思えば自分の調子が良いと「まだまだできる」という気持ちにあがったりもします。皆さんもそのような経験はありませんか?それは恥ずかしいことでも何でもありません。生きている証拠だと思います。でも、今お読みしましたみ言(ことば)にあるように、たとえあなたの調子が良くても悪くても、共にいて下さるのが神様です。いつも共にいて下さる神様を忘れてしまうのは、私たち人間の方です。決して神様はあなたを忘れません。神様が一人ひとりを必要とされて一人ひとりをお用い下さいます。それは目に見えるか見えないかは関係ありません。

今、あなたに神様から与えられている命だからです。