愛されているから

祈り)天の神様、私たち一人ひとりに新しい目覚めをありがとうございます。
私たちはいろいろな物を通して、神様から与えられる命でこの世があふれていることを感じ感謝ができます。
年末、庭に植えた球根が年明けには芽を出して葉が伸び、今は黄色いチューリップの花を咲かせて心を和ませてくれています。
たった一つの種もいつの間にか土の中で芽を出し、生かされている命を感謝いっぱいに咲かせます。
この命もあの命も神様あなたによって造られ愛されていることを、
そしてこの私の命でさえあなたに造られ愛されていることに感謝致します。

これから語られますみ言、この語る者を通して
ここにおられるお一人おひとりへと、そしてそれぞれの心にある方々お一人おひとりへと神様あなたがお語り下さい。
神様あなたにすべてをお委ね致します。

このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。

アーメン

【聖書】ヨハネによる福音書13章31節〜35節
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。

『わたしがあなたがたを愛したようにあなたがたも互いに愛し合いなさい』とイエス様は言われます。皆さんにとって愛は何色ですか?どんな形をしてますか?愛には決まった色も形もありません。一人ひとり違うように感じられるかもしれませんが、愛は確かなものです。

では、神様に愛されていない人はいますか?「私は神様に愛されていないかもしれない」と思う人はいるかもしれませんが、その人も神様は愛されています。安心して下さい。すべての人は神様に愛されているのです。今日の聖書の箇所「ヨハネ13:34」でイエス様が語られた『わたしがあなた方を愛したように』と、私たち一人一人ひとりは間違いなく神様から愛されているのです。

昔、こんなことを言われました。「自分を愛せない人は他の人を愛せるはずがない」と。その人は多分「愛し方がわからない人に他の人を愛することはできないよ」と言いたかったのかもしれません。ただ、神様から愛されていることを知っている私たちは他の人も愛することができるのではないでしょうか。神様の愛は人を束縛しません。色も形も決まっていません。一人ひとりを大切にされます。私たちは神様にはなれませんが、神様に愛を受けている人間として生きることができます。神様から愛されて生かされていることを伝えることができます。

神様はすべての人を愛しておられます。『互いに愛し合いなさい』とイエス様は私たちに言うだけではなく、一人ひとりを大切にされておられるイエス様をまねするようにと私たちを招かれておられます。