ルーテルアワー聖書通信講座 人生の悩みに答えるキリスト教入門

マルコ14:27-31

 

祈り)
天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。
このように神様、あなたに心を向ける時間は今日一日でどのくらいあるでしょうか。
神様、あなたは私たち一人一人に、時間をたくさん与えられています。
しかし、その時間をどのように過ごすのかは私たち一人一人に任されています。
神様は「せっかく私が与えているんだから、時間はこのように使いなさい」
とは言われません。
一人一人が自由に精一杯過ごしていることを見守って下さっています。
私たちは同じ時間を過ごす中でも、
少しでも神様、あなたへ心を向けて過ごすことができますようにお守り下さい。

これから語られますみ言、この語る者を通して、
ここにおられるお一人お一人へと
神様、あなたがお語り下さい。
この語る者の全てを神様あなたへお委ね致します。
このお祈りを、主イエスキリストのお名前を通してお祈り致します。

アーメン。

 

『イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたは皆わたしにつまづく。『わたしは羊飼いを打つ。すると、羊は散ってしまう。』と書いてあるからだ。」』マルコ14:27

 

おはようございます。
「おまえは嘘つきだ。さっき違うことを誓ったじゃないか」
こんな風に言われたり、人からなじられたことはありませんか。
私はあります。
幼い頃,兄弟から怒られ、最近では自分で自分自身を責めました。
こんなこと人間にはたくさんあるんだからしょうがないじゃないか、
と思う方もおられるかもしれません。
それを一番ご存知なのは神様です。
でも、その時は本気で誓います。
誓う時、いいかげんに誓う人なんて少ないと思います。

今、ご一緒にお読み致しました聖書の箇所に書かれているペトロも同じです。
その時は本気で「私はどんなことがあってもイエス様を裏切ったりしません」と言いますが、
聖書に親しんでいるほとんどの人が、イエス様が捕えられた後、
この時にペトロがどのように行動するか、
イエス様がおっしゃったようになることを知っています。
それでも、イエス様は「おまえは嘘つきだ。さっき違うことを誓ったじゃないか」と
決してペテロを責めたりしません。
だからこそこの後、イエス様の言われた通りに行動をしてしまった自分とペトロ自身は向き合います。

人や自分がしてしまった失敗を責めて、なかったことにしてしまうのは解決ではありません。
イエス様はペトロのように失敗してしまう一人一人でも信じ待って下さいます。
一人一人が自分のペースで自分と向き合い、イエス様と共に自分や人を許せる時を。
イエス様と共にある『時』の中を私たちは今、歩んでいます。