いつもあなたの心に寄り添って

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2016/3/29

 
ルカ24:13-35
13 ちょうどこの日、二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、14この一切の出来事について話し合っていた。 15 話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。 16しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。17イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった。 18その一人のクレオパという人が答えた。「エルサレムに滞在していながら、この数日そこで起こったことを、あなただけはご存じなかったのですか。」19 イエスが、「どんなことですか」と言われると、二人は言った。「ナザレのイエスのことです。この方は、神と民全体の前で、行いにも言葉にも力のある預言者でした。20 それなのに、わたしたちの祭司長たちや議員たちは、死刑にするため引き渡して、十字架につけてしまったのです。 21わたしたちは、あの方こそイスラエルを解放してくださると望みをかけていました。しかも、そのことがあってから、もう今日で三日目になります。22ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、 23遺体を見つけずに戻って来ました。そして、天使たちが現れ、『イエスは生きておられる』と告げたと言うのです。 24仲間の者が何人か墓へ行ってみたのですが、婦人たちが言ったとおりで、あの方は見当たりませんでした。」 25そこで、イエスは言われた。「ああ、物分かりが悪く、心が鈍く預言者たちの言ったことすべてを信じられない者たち、 26メシアはこういう苦しみを受けて、栄光に入るはずだったのではないか。」 27そして、モーセとすべての預言者から始めて、聖書全体にわたり、御自分について書かれていることを説明された。 28一行は目指す村に近づいたが、イエスはなおも先へ行こうとされる様子だった。 29二人が、「一緒にお泊まりください。そろそろ夕方になりますし、もう日も傾いていますから」と言って、無理に引き止めたので、イエスは共に泊まるため家に入られた。30一緒に食事の席に着いたとき、イエスはパンを取り、賛美の祈りを唱え、パンを裂いてお渡しになった。31すると、二人の目が開け、イエスだと分かったが、その姿は見えなくなった。 32二人は、「道で話しておられるとき、また聖書を説明してくださったとき、わたしたちの心は燃えていたではないか」と語り合った。 33そして、時を移さず出発して、エルサレムに戻ってみると、十一人とその仲間が集まって、 34 本当に主は復活して、シモンに現れたと言っていた。35 二人も、道で起こったことや、パンを裂いてくださったときにイエスだと分かった次第を話した。

祈り)天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。私たちは目に見えて、手で触れる形あるものにだけに心が奪われることが多いですが、私たちの周りには目に見えない形ない大切なものもたくさん溢れています。形あるものも形ないものも私たちには大切で必要なものです。私たちがどちらか一方だけに捕われる時でも、神様あなたが私たちのために祈り支えて下さっておられることを思い起こすことができますように。これから語られますみ言、この語る者を通して今、聖霊のお導きによって聖書から聴くお一人お一人と皆さんの心に在るお一人お一人へと神様あなたがお語り下さい。この語る者の全てを神様あなたにお委ねいたします。このお祈りを主イエスキリストのお名前を通してみ前にお捧げ致します。アーメン。

『話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き初められた。』ルカ24:14

 おはようございます。イエス様って私たちにイエス様の方から近付いて来て共に歩んで下さっているんですね。そして、驚いたことに悩んでいる私の心に「どうしたの?」と言って寄り添って下さる。私は、そのようにいつも私の心に寄り添って下さるイエス様に気付いているのでしょうか。私が気付いても気付かなくても神様であるイエス様はいつも私と共にいて下さいます。

 私たちは自分自身より自分以外の身近な人に「どうしたの?」と声をかけることが多いような気がします。私の知人でも自分が身体の調子が悪いのにはあまり構わず、その人自身の知人の心配をする光景を良く目にすることがあります。

 でもイエス様は違います。いつもあなたに心を配り、あなたの心に寄り添い、いつもあなたと共に歩んで下さいます。あなたがたとえ気付いてくれなくても、イエス様はいつもあなたと共におらるのです。そして、どんなに長く感じても短いとしても、絶望の時、孤独を感じる本人には関係ありません。イエス様も同じです。あなたが絶望や孤独を感じるどんなに長い時間でもたとえ短い時間でも神様であるイエス様には時間の長さや短さも悩みの深さも関係なく、神様であるイエス様は大切なあなたと共にいて下さり、あなたの心に寄り添っていて下さいます。

    「どうしたの?大丈夫だよ私があなたと共にいるから」

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