心をホットにして下さる神様

詩編19:2-5a

2.天は神の栄光を物語り/大空は御手の業を示す。
3.昼は昼に語り伝え/夜は夜に知識を送る。
4.話すことも、語ることもなく/声は聞こえなくても
5aその響きは全地に/その言葉は世界の果てに向かう。

 

祈り)
天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。
「あれ、こんな所に」と、いつも通って見ているはずの道ばたの景色の中に
新しい発見をすることがあります。
「なぜ、今まで気付かなかったのだろう」
その理由は様々です。
季節が違っていたり、自分の視線の高さが違っていたり、
歩く速度が変わっていたり。
何も変わっていないのに自分だけが変わっていたり、
その逆で変わっていく周りの早さについて行けなかったり。
他の人と自分を比べてみたり。
神様、どうかあなたと歩む私に、
神様、あなたから与えられる時の中を一歩一歩踏みしめて歩めますように。

これから語られますみ言、この語る者を通してここにおられるお一人お一人へと、
そしてそれぞれの心にある方々お一人お一人へと
神様あなたがお語り下さい。
神様あなたに全てをお委ね致します。

このお祈りを主イエスキリストのお名前によってお祈り致します。

アーメン。

 

おはようございます。
『天は神の栄光を物語り 大空は御手の業を示す。』詩編19:2
と聖書で詩人は語ります。
「へぇ、神様は大きい物も小さい物も造ったのか、すごいな。」って思われると思います。
あなたもですよ。あなたは決して小さいものではありません。
神様にとって大空もあなたも同じ大きさなのです。
「たまげたね、世界中を覆っている大空と私が同じ大きさ?どういうこと?」
目で見える大きさや小ささで言えば、人間一人と空の広さは全く違います。
しかし、大きさというより大切さとでもいうのでしょうか。
神様にとって大空も人間一人も同じご自分が造った大切な大切な存在なのです。

たとえば「こんな小さい間違い、黙ってれば誰にも解らないや。えーい、やっちゃえ。」
とその時は軽い気持ちでやってしまったことも、
無意識という形でいつまでも自分の心に残っていて、
ふとした瞬間に思い出して自分を責めてしまったり、
思いも寄らない形で出てきたりして大事(おおごと)になったりすることがあります。
見た目の大小や重い軽いでは割り切れない大切なことが私たちの周りにはたくさんあります。私たちがそれら一つ一つに気を配り、すべてを大切にすることはできません。
しかし、自分の目の前にある一つ一つの物や一人一人の人に、
神様への祈りを持ちながら接することはできるのではないでしょうか。

私は昔、歌った歌の歌詞を思い出します。このような歌詞でした。
「一人の小さな手 何もできないけど それでも皆の手と手が集まれば何かできる。」
私たち一人一人は目で見える形では大空に比べるとちっぽけな存在かもしれませんが、
神様にとっては大空と同じように一人一人が大切な存在です。
だから、祈りを神様に向けて一人一人が繋がるのなら、
天より大きな神様からの愛を証しできるのではないでしょうか。
神様はあなたを必要とされています。