与えられている光

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詩編47:2-10
47:2 すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い、叫びをあげよ。
47:3 主はいと高き神、畏るべき方/全地に君臨される偉大な王。
47:4 諸国の民を我らに従わせると宣言し/国々を我らの足もとに置かれた。
47:5 我らのために嗣業を選び/愛するヤコブの誇りとされた。
47:6 神は歓呼の中を上られる。主は角笛の響きと共に上られる。
47:7 歌え、神に向かって歌え。歌え、我らの王に向かって歌え。
47:8 神は、全地の王/ほめ歌をうたって、告げ知らせよ。
47:9 神は諸国の上に王として君臨される。神は聖なる王座に着いておられる。
47:10 諸国の民から自由な人々が集められ/アブラハムの神の民となる。地の盾となる人々は神のもの。神は大いにあがめられる。

祈り)天の神様、私たち一人一人に、新しい目覚めをありがとうございます。
いつもなら、こんなことにならないのに。今まで思ったことじゃないことが起こった。そのように感じることが起こるとつい、「神様なんで?」と祈ります。でも、神様は「私を思い出してくれた。」とおっしゃって、どんな思いでも受け入れて下さいます。「こんな思いは」と遠慮するのではなく、どんな思いであっても神様なら受け入れて下さいます。今のありのままの自分を、神様あなたに捧げます。これから語られますみ言、この語る者を通して今、聖霊のお導きによって、聖書から聴くお一人お一人と、皆さんの心にあるお一人お一人へ、神様あなたがお語り下さい。この語る者の全てを、神様あなたにお委ねいたします。このお祈りを主イエスキリストのお名前を通して、み前にお捧げ致します。アーメン。

『すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い。叫びをあげよ。』詩編47:2

おはようございます。突然ですが、皆さんは耳に虫が入ってしまったときには、虫をどのように耳から追い出しますか?そのようになった時は、慌てずに懐中電灯か、何か強い光を耳の穴に向かってあてると、その強い光の方に向かって虫が飛び出すと、昔、私は聞いたことがあります。
耳に虫が入った経験はないので、実際に試したことはありませんが、パッと光があたり、自分の行く方向が示されると、虫も安心して光の方向へ飛ぶんだなぁと思いました。

 さて、今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所、詩編47編ではこのような詩を詩人は詩(うた)い始めます。

『すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い。叫びをあげよ。』詩編47:2

私たちは誰に向かって歌うのでしょうか。
誰に向かって喜び生きるのでしょうか。
それは神様です。
神様ってどのような方なのですか?
神様はあなたを造られ、あなたというかけがえのない存在を、大切にされておられる方です。私たちが心を向けて祈る方は、ご自分ではなくあなたを大切にしておられます。

 私たちが暗闇に迷い込んだように、迷い、そして悲しみ、辛いときも心を向けて安心する光のような方がおられます。その方はあなたを決して見放しません。ご自分の都合が悪いからとあなたを手放しません。見放すどころか、しっかりと抱きしめて下さいます。手放さないで手をしっかりと握りしめて、共に歩んで下さいます。

 あなたが心を向ける方向、あなたが向かって歌う方。喜び生きる方向は神様です。
神様は全てをあなたに向けて、あなたを大切にされています。

『すべての民よ、手を打ち鳴らせ。神に向かって喜び歌い。叫びをあげよ。』詩編47:2

 あなたの帰る場所は神様のところです。
いつも神様は「お帰り、あなたを待っていたよ。」と迎えて下さいます。

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