いつも変わらず一緒、必ず一緒

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詩編66:1-12
66:1 【指揮者によって。歌。賛歌。】全地よ、神に向かって喜びの叫びをあげよ。
66:2 御名の栄光をほめ歌え。栄光に賛美を添えよ。
66:3 神に向かって歌え/「御業はいかに恐るべきものでしょう。御力は強く、敵はあなたに服します。
66:4 全地はあなたに向かってひれ伏し/あなたをほめ歌い/御名をほめ歌います」と。〔セラ

66:5 来て、神の御業を仰げ/人の子らになされた恐るべき御業を。
66:6 神は海を変えて乾いた地とされた。人は大河であったところを歩いて渡った。それゆえ、我らは神を喜び祝った。
66:7 神はとこしえに力強く支配し/御目は国々を見渡す。背く者は驕ることを許されない。〔セラ
66:8 諸国の民よ、我らの神を祝し/賛美の歌声を響かせよ。
66:9 神は我らの魂に命を得させてくださる。我らの足がよろめくのを許されない。

66:10 神よ、あなたは我らを試みられた。銀を火で練るように我らを試された。
66:11 あなたは我らを網に追い込み/我らの腰に枷をはめ
66:12 人が我らを駆り立てることを許された。我らは火の中、水の中を通ったが/あなたは我らを導き出して/豊かな所に置かれた。

 

祈り)天の神様、私たち一人一人に新しい目覚めをありがとうございます。

花の香りは、季節や思い出を運んで来てくれます。見えない香りや音が、私たちに映像や感覚を思い出させてくれるのです。
それは一人一人にかけがえのない思いや感覚、大切な思い出や様々な温もりを伝えてくれます。
はかない夢ではなく、確かな思い出として今、感じることができるのです。
目には見えない形のない確かなものに、心を留める豊かさも持つことができますように。

これから語られますみ言、この語る者を通して今、聖霊のお導きによって、
聖書から聴くお一人お一人と、皆さんの心にあるお一人お一人へ、神様あなたがお語り下さい。
この語る者の全てを、神様あなたにお委ねいたします。
このお祈りを、主イエスキリストのお名前を通して、み前にお捧げ致します。

アーメン。

 

『全地よ、神に向かって喜びの叫びをあげよ。』詩編66:1

 おはようございます。
「全地」って全てのもののこと?全てのものは、神様によって造られたんだ。だから、神様に向かって「ありがとう」って喜んで叫ぶんだ。
と、今ご一緒にお読み致しました聖書の箇所を読んで、私は改めて思いました。

 「じゃあ、あの時も私は一人ではなかったんだ。」

 私は小学生くらいの時、家に帰っても家族が家にいない夕方、暗い時、家じゅうの電気をつけてまわり、それでも怖い時は見もしないテレビの音を大きくしてつけていました。
そのような思い出を、いつも思っていたわけではなく、きっかけがあります。
それは、ある人が私に「一緒にみる人がいないから、つまらなくてテレビを消しちゃったわ」と言ったときでした。私は一人で怖いからテレビの音で怖さを紛らわせていたのに、寂しさを紛らわすために、テレビを消す人もいるんだと関心してしまいました。

 私たちは自分が一人でいたりして恐怖や寂しさを感じる時、明かりや音を必要以上に出して気を紛らわしたり、日常とは違うことをして気を紛らわすことが多いような気がします。
でもずっと変わらず私の傍らにおられる方が、共におられたんだと思った時、
「じゃあ、あの時も私は一人ではなかったんだ。」と思います。
誰も一人の時はないのです。私たち一人一人と共におられる方は、姿を見ることはできません。
まるで自分は一人ぼっちになってしまったのかと思うかもしれません。
孤独を感じる時、私たちは恐怖や寂しさでいっぱいになる時があります。
しかしそのような時、確かに共におられる方がおられます。姿は見えなくて、心細く思うかもしれません。でも、あなたを造られたときから、あなたを大切に思う方が、変わらず確かにあなたと共におられます。

『全地よ、神に向かって喜びの叫びをあげよ。』詩編66:1

全ての一人一人も、全ての一つ一つも神様がお造りになり、お造りになられたその時から、変わることなく、ずっと全ての一人一人と、そして全ての一つ一つと神様は共におられます。

 どんなに暗く怖い空間の中、孤独を感じたとしても、日常ではない空間に寂しさを感じたとしても、あなたは一人ではありません。
神様は全てを造られました。そして造られたもの全てといつも共におられるからです。

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