「クリスマスにはシュトーレンよね。」と言われました。はて?

「シュトーレン」をこの日本でも食べるようになったとは、さすが国際化の時代であるな。シュトーレンとは、もともと私の生まれ育った国、ドイツの甘ーいケーキのことじゃ。簡単に言うと、砂糖を混ぜたドライイーストを発酵させ、強力粉や牛乳、また砂糖と合わせてコネコネと…。続いてナツメグやオレンジピールやアーモンド、レーズンなど手あたり次第に入れ込んで焼き上げるのである。最後にパウダーシュガーをたっぷりとまぶす。…本当に砂糖だらけじゃな…。

ドイツではクリスマスシーズンに多くの家で手作りシュトーレンが焼き上げられて家族でいただくのじゃ。それは焼きあがった独特の形が、布にくるまれた幼子イエスを象徴しているとされているからじゃ。クリスマスプレゼントとして手作りシュトーレンを作って、みんなに振舞っても良いのではないかのう。